食品や洋菓子（スイーツ）のECサイト制作は、一般的な通販サイトとは異なる「難しさ」があります。
「美味しさを伝える雰囲気作り」はもちろん重要ですが、それだけでは商品は売れません。食品EC市場は、デジタル化の波の中で最も成長が著しい分野の一つである一方、配送温度帯（冷凍・冷蔵）の管理、ギフト対応（熨斗・ラッピング）、そして何より「どうやってお客様を集めるか」というマーケティング視点が欠かせないからです。
本記事では、数あるWeb制作会社の中から、食品・洋菓子ECの実績が豊富で、かつ強みを持った30社を厳選しました。「集客」「デザイン」「システム」の3つの目的別に紹介しますので、貴社の課題に合ったパートナー選びの参考にしてください。

1. 食品・洋菓子EC制作で「失敗しない」ための3つの基準

食品ECを成功させるためには、以下の3つの要素をバランスよく満たす必要があります。
他の商材と異なり、食品には「賞味期限」「ギフト需要が高い」「味覚を視覚で伝える」という特殊なハードルがあるからです 。

「シズル感」とブランド表現

味は画面越しには伝わりません。
だからこそ、写真やデザインで「美味しそう」と思わせる（シズル感）技術と、ブランドの世界観を伝える力が不可欠です。

👉断面と質感：ケーキのスポンジの気泡や、フルーツのみずみずしさ、チョコレートのツヤ実店舗でも、間近で見ることが難しいことがあります。だからこそ、画面越しでもマクロ撮影技術などを駆使して、クオリティを伝えることが大切です。

👉パッケージと世界観：贈答用として選ばれるための、高級感や安心感のあるデザイン

食品特有の機能対応（バックヤード連携）

食品ECの現場がうまく回るかは、カートシステムが食品ECならではの細かな分類や条件の振り分けに対応しているかが大きく関わってきます。
現場の運用（人力）でカバーしようとすると、お中元・お歳暮シーズンの注文の波に耐えられず、発送ミスや遅延の原因になる可能性があります。
「クール便と常温便の送料計算」「複数の送り先のギフト注文」「熨斗（のし）対応」など、食品ギフト特有の複雑な機能を標準でこなせるか、カスタマイズできるかが重要です。

「作った後」の集客設計

食品は、一度気に入ってもらえれば、『また食べたい』とリピート購入が見込める商材です。
しかし、食品ジャンルは数々の競合がひしめく激戦区でもあります。
特に新規顧客の獲得においては、SEOだけで戦おうとすると、成果が出るまでに時間がかかりすぎるリスクがあります。
即効性のある「Web広告」や、中長期的な資産となる「SEO」はもちろん、ファンとつながる「SNS」の活用も重要 です。
例えば、SNSでは、単に商品を載せるだけでなく、「週末の自分へのご褒美」といった具体的なシーンを表現したり、とろける断面などの「シズル感あふれる画像」で直感に訴えかけたりすることで、お客様に「今すぐ食べたい！」という強い衝動を与えることができます。
一つ一つの施策を何となくこなすのではなく、 何を得るためにアプローチするのか を設定することが不可欠です。制作段階から、これらの集客手段をどう組み合わせ、どうリピートにつなげるかの全体設計ができる会社を選びましょう。

2. 自社に合うのはどこ？食品EC制作会社の「選び方」

数多くの制作会社の中から、自社に最適な1社を見つけるには、「自社のフェーズ（成長段階）」と「制作会社へのヒアリング」がカギになります。

自社の「フェーズ」に合わせて選ぶ

「何を優先すべきか」は、ECサイトの成長段階によって異なります。

フェーズ	課題・優先度	選ぶべき制作会社のタイプ
立ち上げ期	予算を抑えたい、まずは世界観を作りたい	【デザイン重視】 または ASPカートに強い会社
成長・拡大期	アクセスを増やしたい、売上の壁を突破したい	【集客・運用重視】 マーケティングに強い会社
成熟・多店舗期	受注処理がパンクしている、物流を自動化したい	【システム重視】 大規模開発・連携に強い会社

🔎 これだけは外せない！食品EC「カート機能」の必須チェックリスト

食品ECの運営がスムーズに回るかどうかは、カートシステムの機能次第です。
制作会社に依頼する場合も、自社で構築する場合も、以下のポイントは必ずクリアにしておきましょう。
先んじてチェックしておくと、オープン後に現場が混乱する原因を防止できます。

👉 複雑な「熨斗（のし）」への対応力

食品ギフトにおいて、熨斗（のし）は必須機能ですが、システムによる差が大きい部分です。
「結び切り・蝶結び」などの種類の選択はもちろん、「内熨斗・外熨斗」の使い分けや、「連名（夫婦や部署一同）」の印字対応など、お客様の細かい要望をフォーム上でスムーズに受け付けられるか確認が必要です。
ここが弱いと、すべて備考欄で対応することになり、現場のミスを誘発します。

👉 温度帯ごとの「送料計算・同梱設定」

「冷凍ケーキ」と「常温のクッキー」を同時に買われた場合、どう処理しますか？
食品ECでは、配送温度帯（常温・冷蔵・冷凍）が異なる商品が混在します。
システム上で「同梱不可」として別々の送料を自動計算させる機能や、冷蔵と常温なら「冷蔵便」にまとめて送る設定など、商材に合わせた配送ルールが組めるかが重要です。

👉 製造リードタイムと「配送日時指定」

アパレルなどと違い、食品（特に生菓子）は「作り置き」が難しい商材です。
「注文を受けてから製造するので、発送まで3日かかる」といったリードタイムの設定や、賞味期限の関係で「北海道・沖縄は配送不可」とするエリア制限など、商品の鮮度を守るための細かい配送制御ができるかも見逃せないポイントです。

3. 【集客・運用重視】売上アップ・マーケティングに強い制作会社10選

最も多い失敗が「綺麗なサイトを作ったけれど、誰も見に来ない」というケースです。
「食品ECサイトを作ることがゴールではなく、売上を上げることがゴール」 という企業に向けた、マーケティング支援に強い会社を厳選しました。
ただ作るだけでなく、制作段階から「どう集客し、どうリピートにつなげるか」という全体設計を任せられるパートナーです。

株式会社キノスラ

撮影・制作・登録までワンストップ。「サイト流入数増」にコミットする実力派

キノスラは、単に綺麗なサイトを作るだけでなく、「どうすればユーザーに見つけてもらえるか（SEO・広告）」や「どうすれば購入に至るか」といったマーケティング戦略の設計を得意としています。

食品ECで最も重要な「シズル感」を引き出す 商品撮影 から、ブランドの世界観を表現する WEBサイト制作 、そしてEC担当者の大きな負担となる 商品登録作業 まで、一気通貫で対応できる点が大きな強みです。

食品業界にありがちな「職人のこだわり」や「商品の魅力」を、Webの文脈で「売れるコンテンツ」へと変換し、検索エンジンからの流入を最大化します。「ECを始めたいが、写真やデータ入力など準備の手間が不安」「作った後の集客まで丸ごと任せたい」という企業にとって、制作から運用まで頼れるパートナーです。

特徴: SEO強化、コンテンツマーケティング、サイト分析・改善、商品撮影、登録代行
おすすめ: 「作った後の集客が不安」「現在のサイトのアクセス数が伸び悩んでいる」という方
https://www.cnsr.jp/

株式会社これから

「リピート必須」な食品ECに強い、自動集客ツールの専門家

「どヘンタイ集団」を掲げるEC支援企業で、広告運用に強みを持ち、複数のメディアへの同時配信ができるツールも展開しています。新規顧客集客が激戦の食品業界において、システムとノウハウの両面から支援します。

特徴: 広告運用代行、ECコンサルティング
おすすめ: 薄利多売になりがちな食品ECで、効率よくリピーターを増やして利益率を高めたい方
https://corekara.co.jp/

世界へボカン株式会社

日本の「食」を世界へ。越境EC×英語マーケティングのプロ

海外で人気の高い「抹茶」や「和菓子」、日本の「包丁」などの調理器具。これらを海外へ販売したい場合に圧倒的な強みを発揮します。単なる翻訳ではなく、「現地の人が食べたくなる（欲しくなる）」英語マーケティングを行うため、国内市場の縮小に備えて海外販路を開拓したい食品メーカーに最適です。

特徴: 越境EC、英語マーケティング、Shopify活用
おすすめ: 日本のスイーツや食材を海外へ販売したい方、英語圏への越境ECに本気で取り組みたい方
https://www.s-bokan.com/

株式会社WACUL（ワカル）

「季節変動」の激しい食品ECを、AIデータで論理的に改善

AIアナリストを用いたデータ分析に強みを持つ会社です。食品ECは「バレンタイン」「お歳暮」などの季節要因でアクセスが乱高下しやすく、改善点が見えにくくなりがち。膨大なデータから「今やるべき勝ちパターン」を論理的に導き出してくれるため、勘に頼らない確実なサイト改善が可能になります。

特徴: AI分析、デジタルマーケティング、サイト改善提案
おすすめ: 季節商品が多く、高度な分析が必要な食品サイトを、データに基づいて改善し続けたい方
https://wacul.co.jp/

株式会社リワイア

実店舗を持つ洋菓子店に最適。オンラインとオフラインをつなぐ

Shopifyに特化したシステムインテグレーション企業です。実店舗（パティスリーなど）を持つ企業に対し、POSレジとECの顧客データを連携させるなどの「ユニファイドコマース」を得意としています。「お店で食べた、あのケーキをネットで送る」といった体験をスムーズにし、店舗とECの相乗効果を生み出します。

特徴: Shopify Plus構築、TMO（テクニカルパートナー）、アプリ開発、LINE連携
おすすめ: Shopifyの機能をフル活用し、購入体験の向上やLTV（リピート率）を高めるための高度なシステム構築を行いたい方
https://rewired.jp/

株式会社いつも

物流代行まで丸ごと対応。
ECの戦略立案からサイト構築に加え、食品ECで課題となりがちな「物流（フルフィルメント）」まで一気通貫で代行できる、国内最大規模の支援企業です。
https://itsumo365.co.jp/

アートトレーディング株式会社

バックヤード業務を最適化。
10年以上の運営代行実績を持ち、特に「物流（フルフィルメント）」の構築支援に強みがあります。バックヤード業務を最適化したい方におすすめです。
https://art-trading.co.jp/

サヴァリ株式会社

モール出店に強み。
ECの「コンサルティング」と「運営代行」に特化しており、店舗の現状分析から実際の作業代行まで、二人三脚でのサポートを得意としています。
https://savari.jp/

NE株式会社（旧Hameeコンサルティング）

多店舗展開の管理に強み。
EC一元管理システム「ネクストエンジン」のグループ会社。賞味期限管理などでSKU（商品種類）が増えがちな食品ECの在庫・受注管理を効率化するノウハウを持っています。
https://consulting.ne-inc.jp/

S&Eパートナーズ株式会社

ニッチな食材キーワードで勝つ。
SEO対策の専業会社。「お取り寄せ チーズケーキ」などの激戦ワードだけでなく、特定の食材やニッチなキーワードで検索上位を狙い、濃い見込み客を集める戦略に長けています。
https://seo-best.jp/

4. 【デザイン重視】世界観・ブランド構築に強い制作会社10選

特に 洋菓子店、スイーツブランド、高級食材 など、ビジュアルで「欲しい！」と思わせる必要がある企業におすすめの、デザイン力に定評がある会社です。

株式会社モノサス

生産者の「物語」を届ける。

自社でも徳島県で農業や食堂・パン屋（フードハブ・プロジェクト）を運営しており、「食と農業」への理解度が圧倒的に深い制作会社です。生産者の想いや、食材が育った背景にある物語を、温度感のあるデザインと言葉で伝える「ストーリーテリング」を得意としています。こだわりの食材や、地域特産品などのブランド価値を丁寧に伝えたい場合に最適です。

特徴: 食・農業分野のブランディング、ストーリーテリング、Web制作
おすすめ: 商品のスペックではなく「物語」を伝えて、長く愛されるブランドを作りたい方
https://www.monosus.co.jp/

シヴァンス株式会社

高級ギフトに相応しい「品格」を作る。

世界的なラグジュアリーブランドを多数手がける、ブランディングに強いエージェンシーです。そのノウハウを活かし、「食・飲料(Food & Beverage)」の分野でも豊富な実績を持ちます。単なる制作だけでなく、PRやイベントを含めたトータルプロモーションで、食品ブランドの価値を底上げします。

特徴: ラグジュアリー・ライフスタイル分野のブランディング、PR
おすすめ: 高級スイーツやギフトなど、ブランドイメージを重視したい方
https://sivans.jp/>

株式会社ベイジ

「信頼される」食品メーカーの顔を作る。

論理的な戦略とデザインを融合させ、企業の強みを正しく伝えることに定評があります。BtoBでの実績が豊富ですが、その再現性の高いブランディング手法は、食品メーカーの「信頼感」や「ブランド価値」を高めるのにも最適。見た目の美しさと、迷わせない使いやすさを高いレベルで両立させます。

特徴: 戦略的デザイン、ブランディング、コンテンツ制作
おすすめ: 感覚だけでなく、ロジックに基づいた「成果を出すデザイン」を求める方
https://baigie.me/

株式会社ガストロデュースジャパン

「シズル感」のプロフェッショナル。

「食品専門」を謳う制作会社。管理栄養士の資格や前職でも食品ECに特化してきたスタッフが在籍するなど、食への理解度が深く、消費者に伝えるべきポイントを熟知している点は、一般的なデザイナーにはない強み。シズル感のある撮影から対応可能です。

特徴: 食品EC特化、料理撮影
おすすめ: 「美味しさ」が伝わる写真撮影から依頼したい方、食品ECに特化したノウハウを持つ会社を選びたい方
https://gastroduce-japan.co.jp/

株式会社猫の手

季節商品の更新もスムーズに。
「デザイン」と「更新しやすさ」を両立させる会社です。食品ECは季節限定メニューや新商品の入れ替えが頻繁に発生しますが、運用担当者がストレスなく更新できるShopifyなどのサイト設計を提案してくれます。
https://neko-te.co.jp/

株式会社エフ・コード

「買いやすさ」をデザインする。
CX（顧客体験）データの解析に強みがあります。食品ECで起こりがちな「ギフトの注文方法がわからなくて離脱した」「入力が面倒」といったストレスを排除し、ユーザーが心地よく買い物できるUI/UXデザインを構築します。
https://f-code.co.jp/

株式会社root

D2Cブランドの立ち上げに伴走。
デザインを「事業成長の手段」と捉えるデザインパートナー。新規でスイーツブランドやD2C食品事業を立ち上げる際、コンセプト設計の段階から伴走し、ファンに愛されるブランドの土台を作ります。
https://ic-root.com/

株式会社BRISK

デザインと機能のバランス力。
Web制作とシステム開発の両方に対応できるため、「デザインはこだわりたいけれど、熨斗（のし）選択などの機能も妥協したくない」という食品ECならではの要望に対し、見た目と使い勝手を両立したサイトを実現します。
https://b-risk.jp/

株式会社LIG

「メディア化」でファンを集める。
オウンドメディア運営やコンテンツ制作に定評があります。「レシピ記事」や「生産者インタビュー」などの読み物コンテンツを充実させ、メディアの力で商品のファンを増やしたい食品メーカーにおすすめです。
https://liginc.co.jp/

株式会社GIG

高品質なトータルブランディング
Web制作からシステム開発、マーケティングまでこなすデジタルクリエイティブ企業。トレンドを押さえた高品質なデザインで、競合商品との差別化を図り、ブランドイメージを一新したい場合に力を発揮します。
https://giginc.co.jp/

5. 【システム重視】大規模・複雑な要件に強い制作会社10選

多店舗展開、卸売（BtoB）対応、複雑なギフト設定 など、機能要件が厳しい食品メーカーや大規模ショップにおすすめの会社です。

株式会社エートゥジェイ

食品ECに必要な機能が「標準」装備。

EC構築パッケージ「メルカート」などを提供し、食品業界特有のシステム要件（温度帯、頒布会など）に標準で対応できる強みがあります。

特徴: クラウドEC、大規模サイト対応
おすすめ: ECサイトの構築だけでなく、コンテンツマーケティングによる中長期的なファン作りや集客支援を求める方
https://www.atoj.co.jp/

株式会社イー・エージェンシー

「ついで買い」の機会を作る。

「shutto翻訳」や「カゴ落ち対策ツール」など、ECの売上を底上げする機能開発に強い技術者集団です。特に食品ECにおいては、「ついで買い」を促して客単価を上げる「レコメンド機能」や、送料の確認などで離脱したユーザーをメールで呼び戻す「カゴ落ち対策」が非常に効果的。食品特有の購買心理をシステム面から後押しし、機会損失を防いで売上を最大化します。

特徴: システム開発、ツール導入
おすすめ: カゴ落ち対策やレコメンド機能など、システムやツール導入によって具体的な課題を解決したい方
https://www.e-agency.co.jp/

W2 株式会社

「定期購入（サブスク）」で安定収益を。

高機能なリピート通販システムを提供しています。健康食品や、毎月届くお菓子のサブスクリプションなど、「定期購入」をビジネスの柱にしたい場合、セキュリティと販促機能の両面で最適なカートシステムです。

特徴: 定期通販システム、セキュリティ
おすすめ: 健康食品やスイーツなどの「定期購入（サブスクリプション）」モデルで安定収益を目指したい方
https://www.w2solution.co.jp/

株式会社ecbeing

大規模・複雑な物流連携も安心。
国内シェアNo.1クラスの実績を持つ大手ベンダー。実店舗（スーパーや百貨店）とECの在庫連携や、大規模な物流システムとの統合など、大手食品メーカーの複雑な要件にも耐えうる堅牢なシステムを構築します。
https://www.ecbeing.net/

株式会社インターファクトリー

クラウドなのに、自由自在にカスタマイズ。
クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」を提供。常に最新のシステムを利用できつつ、食品特有の「産地直送対応」や「特殊なギフト設定」に合わせて柔軟にカスタマイズができる点が強みです。
https://www.interfactory.co.jp/

コマースメディア株式会社

Shopifyで大規模食品ECを作る。
Shopify Plusパートナーとして、大規模サイトの構築に強みを持ちます。「Shopifyで食品ECをやりたいが、日本の商習慣（代引きや細かい配送指定）に合わせたい」という要望に対し、高度なカスタマイズで応えます。
https://commerce-media.info/

GMOメイクショップ株式会社

独自機能を追加して差別化する。
流通額No.1の「MakeShop」をベースに、必要な機能だけを追加開発できるプランがあります。「基本機能はコストを抑えつつ、ギフトラッピングの指定方法だけこだわりたい」といった食品ECのニーズにマッチします。
https://www.makeshop.co.jp/

株式会社フューチャーショップ

「ファン」を作る機能が充実。
SaaS型ECカート「futureshop」を提供。アパレルだけでなく食品の実績も豊富で、クーポン発行や会員ランク機能など、リピーター（ファン）を育成するためのプロモーション機能が非常に充実しています。
https://www.future-shop.jp/

NHN COMMERCE JAPAN株式会社

アジア圏へ食品を売り込む。
韓国をはじめとするアジア展開に強いソリューションを提供しています。越境EC対応はもちろん、現地のモール連携などにも強く、アジア市場へ日本の食品を販売したい企業のシステム基盤となります。
https://nhn-commerce.jp/

株式会社システムインテグレータ

超大規模・完全オーダーメイド対応。
日本初のECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」を開発した老舗。年商数十億〜数百億円規模の、絶対に止まってはいけない大規模食品ECや、基幹システムとの複雑な連携が必要なプロジェクトに最適です。
https://corporate.sint.co.jp/

5. まとめ：自社に最適なパートナーを選ぼう

食品・洋菓子のECサイト制作会社30社をご紹介しました。
最後に改めてお伝えしたいのは、制作会社選びは「ゴール」ではなく、食品EC事業を成功させるための「スタートライン」だということです。

食品やスイーツは、一度食べてもらえればリピーターになってもらえるポテンシャルの高い商材です。しかし、競合がひしめくWeb上でその「最初の一口」にたどり着いてもらうまでが最も高いハードルであり、多くのショップがここで苦戦します。だからこそ、会社選びでは「綺麗なサイトを作って終わり」にするのではなく、「今の 自社の課題を解決 してくれるパートナーはどこか？」という視点を忘れないでください。

・世界観を重視し、ブランド価値を高めたい → 【デザインに強い会社】 を選び、価格競争に巻き込まれない「ファン作り」を目指す

・複雑な販売方法や物流を自動化したい → 【システムに強い会社】 を選び、受注が増えてもパンクしない「強固な土台」を作る

・集客と的確な打ち手を実施し、売上の壁を突破したい → 【マーケティングに強い会社】 を選び、SEOや広告で「売れる仕組み」を作る

もし貴社が、「サイトを作った後の集客に不安がある」「SEOなどの対策をしっかり行い、検索からお客様を集めたい」とお考えであれば、ぜひ株式会社キノスラにご相談ください。貴社の美味しい商品を、求めているお客様へ届けるための最適なWeb戦略をご提案いたします。