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ECサイト立ち上げのやり方・全手順|費用相場や失敗しない進め方をプロが徹底解説

ECサイト立ち上げのやり方・全手順

「ECサイトを立ち上げたいが、具体的に何をどう進めればいいのかわからない」
「費用はいくらかかる?失敗しないためのポイントは?」
EC事業への参入を検討する際、このような疑問を持つ方は非常に多くいます。

結論から言うと、ECサイト立ち上げのやり方は、「コンセプト設計」「要件定義」「構築方法の選定」「制作会社選び」「デザイン・開発」「テスト」「公開・集客」の7つのステップで進めるのが正解です。

費用相場は、無料のASP利用(0円〜)から、本格的なパッケージ開発(500万円〜)まで幅広く、自社の年商目標に合わせた「適切な構築方法(プラットフォーム)」の選択が成功の9割を決めると言っても過言ではありません。
本記事では、静岡県浜松市を拠点に数多くのEC事業を黒字化へ導いてきたWeb制作会社「株式会社キノスラ」が、 プロの視点で「失敗しない立ち上げ手順」と「リアルな費用感」をわかりやすく解説します。

ECサイト立ち上げのやり方:全7ステップの完全ロードマップ

ECサイト立ち上げの完全ロードマップ 7ステップ

ECサイト構築は、単にシステムを作る作業ではありません。裏側の物流(フルフィルメント)や運用フローまで含めた「ビジネス全体の設計」が必要です。
以下の7ステップに沿って進めることで、手戻りのないスムーズな立ち上げが可能になります。

STEP1:コンセプト・ターゲット策定

まずは、「誰に」「何を」「どのように」売るのか(5W1H)を明確にします。
「20代〜30代の女性」といった広すぎるターゲット設定ではなく、「都心で働く、時短料理を求めている30代の共働き女性」のように具体化(ペルソナ設定)することが重要です。ここがブレていると、どんなに高機能なサイトを作っても「誰にも刺さらないサイト」になってしまいます。

キノスラのアドバイス
自社の強み(USP)は、自分たちでは当たり前すぎて気づきにくいものです。弊社ではヒアリングを通じて、競合他社にはない「顧客に刺さる独自の価値」を言語化する段階からサポートしています。

STEP2:要件定義・決済方法の選定

サイトに必要な機能を整理します。「絶対にないと困る機能(Must)」と「あれば嬉しい機能(Want)」を分けてリストアップしましょう。
決済手段:クレジットカードは必須として、ターゲット層に合わせてAmazon Pay、PayPay、後払い決済などを導入するか検討します。
連携機能:実店舗と在庫を共有するためのPOS連携や、基幹システムとの連携が必要かを判断します。
ギフト対応(重要):近年需要が高まっている「ソーシャルギフト」や「複数配送設定」などは、立ち上げ段階で要件に入れないと後からの追加が困難な場合があります。

STEP3:構築方法(ASP・パッケージ等)の選定

予算と事業規模に合わせて、ECサイトの土台(プラットフォーム)を決定します。
・ASP(Shopify,MakeShopなど):低コストで早く始めたい場合。
・パッケージ(ecbeingなど):独自機能や大規模なカスタマイズが必要な場合。

この選択が、将来の拡張性とランニングコストを左右します。

STEP4:パートナー(制作会社)選定

社内にエンジニアやデザイナーがいない場合、制作会社選びが最大の鍵となります。
単に「言われた通りに作る会社」ではなく、貴社のビジネスモデルや運用フローまで踏み込んで提案してくれる「事業の伴走者」を選びましょう。

STEP5:サイト設計・デザイン・開発

UI(使いやすさ)とUX(顧客体験)を重視した画面設計を行います。
現在、ECサイトへのアクセスの7〜9割はスマートフォンからです。
PC画面のデザインだけで判断せず、モバイルファースト(スマホでの見やすさ・買いやすさ)を徹底してください。

STEP6:商品登録・テスト注文・決済審査

デザインが固まったら、実際の運用を想定した商品データを登録し、テストを行います。
「注文→決済完了→サンクスメール受信→配送伝票発行」までの一連の流れに滞りがないかを確認しましょう。
・注意点:クレジットカードの加盟店審査には通常2週間〜1ヶ月程度かかる場合があります。オープン直前に焦らないよう、早めの申請が必要です。

STEP7:公開・集客開始

すべてのテストが完了したら、いよいよサイト公開です。
しかし、公開はゴールではなくスタートです。
Web広告、SNS運用、SEO対策、メルマガ配信などを組み合わせ、「お客様がサイトに来る仕組み」を能動的に作っていく必要があります。

ECサイト立ち上げの費用はいくら?構築方法別の相場比較表

「費用」は最も気になるポイントですが、選択するシステム(プラットフォーム)によって初期費用・ランニングコスト共に桁が変わります。
以下の表を目安に検討してください。

構築方法 初期費用相場 月額費用 向いている企業・規模 特徴
ASP/SaaS型 0円~30万円 数千円〜 個人〜中小企業(年商1億円未満) 低コスト・短期間で導入可能。Shopify,BASE,Futureshopなど。
オープンソース型 50万円~500万円 数万円〜 中堅企業(カスタマイズ重視) 拡張性は高いが、セキュリティ管理は自己責任。EC-CUBEなど。
パッケージ型 500万円~数千万円 十万円〜 中堅〜大企業(年商1億円以上) 高機能でサポートも手厚いが、コストは高い。ecbeing,EBISUMARTなど。
フルスクラッチ 5,000万円~ 高額 超大手企業・独自モデル ゼロから完全オリジナルで開発。ZOZOTOWNやAmazonクラス。

キノスラの視点
弊社は特定のシステムを押し売りしません。お客様の現在の年商と将来の目標に合わせて、ASPが良いのかパッケージが良いのか、フラットな視点で最適なプランをご提案します。無理な投資をさせず、利益が出る構造を作ることが最優先です。

ECサイト立ち上げでよくある3つの失敗と回避策

ECサイト立ち上げでよくある3つの失敗

立ち上げ後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、事前に対策すべき3つのリスクを紹介します。

1.バックヤード(配送・在庫管理)の設計ミス

「注文がたくさん来たけれど、梱包作業が追いつかない」「在庫数が合わずクレームになった」という事態は、ECサイトにとって致命的です。
Webサイトの見た目を作るだけでなく、「注文が入った後、誰がどうやって出荷するか」という運用フロー図を初期段階で作成し、現場スタッフを含めてシミュレーションを行う必要があります。

2.「集客」の予算不足

「サイトを作れば勝手に人が来る」というのは、一昔前の話です。現在は無人島にお店を出すようなものです。
一般的に、制作費と同等の金額を集客予算(広告費など)として確保するのが黄金比と言われています。「作る」だけでなく「広める」ための予算配分を計画しておきましょう。

3.スマートフォン対応(UI/UX)の不備

BtoC(一般消費者向け)の場合、アクセスの7〜8割はスマートフォン経由です。
PCで綺麗なデザインでも、スマホでボタンが押しにくかったり文字が小さすぎたりすると、カゴ落ち(購入離脱)の原因になります。必ずスマホ実機での操作性を最優先に確認してください。

信頼できるEC制作会社を選ぶためのポイント

ECサイト制作は長期戦です。信頼できるパートナーを見極めるポイントを紹介します。

「御用聞き」ではなく「提案型」か?

お客様の要望であっても、それが売上につながらない無駄な機能であれば「No」と言い、代わりの最適案を提示できる会社を選びましょう。言われた通りに作るだけの会社は、トラブル時の対応力も低い傾向にあります。

公開後のサポート体制があるか?

ECサイトは「立ち上げてから」が本番です。
弊社(株式会社キノスラ)は、納品して終わりではありません。継続率約95%という高い実績が示す通り、実質的な貴社の「Web事業部」として、日々の運用改善やトラブル対応、売上アップの施策まで伴走支援を行います。

地域に根ざしたパートナーのメリット

オンライン会議が主流とはいえ、特に立ち上げ初期は対面での密な打ち合わせが安心感やスピード感を生みます。
直接お会いして現場の熱量や商品の魅力を肌で感じ取り、デザインや戦略に反映させることが可能です。もちろん、全国対応の実績も豊富ですので、遠方のお客様もご安心ください。

【Q&A】ECサイト立ち上げに関するよくある質問

Q.ECサイト立ち上げまでの期間はどのくらいですか?
A.構築方法により異なりますが、準備を含めて「3ヶ月〜半年」が一般的です。
ASP(ShopifyやBASEなど)を利用すれば最短1ヶ月程度で公開可能ですが、オリジナルのパッケージ開発や要件が複雑な場合は、3ヶ月〜半年以上かかるケースもあります。

Q.IT導入補助金はECサイト制作に使えますか?
A.制度変更により、ECサイトの「新規制作」のみを目的としたIT導入補助金の利用は難しくなる傾向にあります。
ただし、「小規模事業者持続化補助金」などは活用できる可能性があるほか、インボイス対応のITツール導入とセットであれば対象になるケースもあります。補助金制度は年度ごとに条件が変わるため、最新情報は専門家へご相談ください。

Q.知識が全くなくても運営できますか?
A.基本的なPC操作ができれば運営自体は可能です。
ただし、集客やアクセス解析には専門知識が必要です。最初はコンサルティング付きの制作プランを選ぶか、運営サポートが手厚い制作会社(パートナー)を選ぶことを強くおすすめします。

まとめ:ECサイト成功の鍵は「伴走者」選びにあり

ECサイトの立ち上げは、正しい手順とパートナー選びで成功確率が大きく変わります。
1.コンセプトとターゲットを明確にする
2.自社に合った構築方法(ASP・パッケージ等)を選ぶ
3.売上の壁を一緒に乗り越えるパートナーを見つける

私たち株式会社キノスラは、静岡県浜松市を拠点に、お客様のビジネスに伴走するWeb制作会社です。「まずは話を聞いてみたい」という段階でも構いません。貴社のEC事業を成功させるための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

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